完全寝たきりの介護を自宅療養でする場合、身の回りのものやサポートがたくさん必要になります。
公的介護保険の中でサービスとしてサポートを受けることができますが、保険外のサポートも自治体ごとにしっかり用意されています。
今回はこんなものもあるんだ!という、あると助かる保険外サービスについてお話します。

 

 

お役立ちサービス①日常生活用具の支給

電気調理器・ガス安全システムなど日常生活用具を支給してもらえるサービスです。

条件や対象者:在宅生活する65歳以上で設置や配慮を必要とする場合
内容:火を使わず安全に調理できる電気調理器の購入費、ガス安全システムの設置費用の助成

 

お役立ちサービス②紙おむつの支給

寝たきりの在宅生活の場合に、支給の限度点数の中で無料で紙おむつの支給を受けることができます。
毎月上限点数分の紙おむつが支給されますが、しっかり充分な量が届きます。

条件や対象者:要介護認定3~5で住民税非課税世帯
内容:紙おむつ・尿取りパッドの支給。費用は無料。

 

お役立ちサービス③高齢者住宅改修

自宅療養の場合には自宅の改修が必要になる場合は少なくありません。
そのときに介護を専門とした改修業者を紹介してもらえたり、設置費用の助成を受けることのできるサービスです。

条件や対象者:65歳以上の高齢者で日常の動作に低下が認められる場合
内容:手すりの設置や段差解消、浴槽の取り換えなどの設置費用の助成

ただし、保険内のサービスとして居宅介護住宅改修もあり上限20万円まで支給を受けることができます。基本的にはそちらが優先されます。

 

お役立ちサービス④福祉電話の設置

家族とは一緒に住まず一人で住んでる場合には、すぐ駆けつけられる人がいなかったり孤立してしまう場合もあります。電話を設置することで、安否の確認や遠方の家族と連絡を取ったりすることが可能になります。

条件や対象者:要介護3~5の65歳以上の高齢者で近隣に親族がなく、定期的に安否確認が必要な場合
内容:電話加入権の貸与、電話機の給付、基本料金の助成など。通話料等は利用者にて負担

 

お役立ちサービス⑤配食サービス

寝たきりの状態の場合、自宅にいても自分で食事を用意することはできません。
食事は毎日のことで必ず必要なものなので、そんなときに配食サービスはとても役立ちます。
協力店の中には、減塩のお弁当やカロリー計算されたお弁当など利用者の体の状態に合わせて用意しているるお店もあり、とても便利です。

条件や対象者:食事の支度に困難を感じている場合
内容:栄養バランスのとれた食事を届ける協力店を紹介。料金は全額利用者負担。

 

お役立ちサービス⑥緊急通報システムの設置

家族とは住んでなく一人暮らしをしている場合、何か体調に異変があってもすぐ対応することができないということもあります。
緊急時にとても役立つものだと思います。

条件や対象者:65歳以上の一人暮らしもしくは高齢者世帯などで日常生活の中で常時注意を要する状態の場合
内容:緊急時にペンダント式のボタンを押すと民間の受信センターに自動通報される機器を設置。通報後救急車が出動要請される。月額900円。

 

お役立ちサービス⑦寝具の乾燥・消毒

ベッドでほとんどの時間を過ごしていると汗などで寝具は衛生的によくない状態になります。できるだけ湿気の溜まりにくい介護ベッドを利用できればいいですが、そうでない場合には寝具を乾燥、消毒してもらえるサービスもあります。

条件、対象者:65歳以上の要介護認定3~5で寝たきり等で外出困難な場合
内容:寝具の消毒と乾燥を行う。年間10回まで、1回100円。

 

お役立ちサービス⑧訪問理美容サービス

長期間自分では動くことができず外出ができないという状態が続くと、髪の毛を切ることもできません。
特に女性は髪の状態がいいと気分も明るくなるので、家まで髪を切りに来てもらえるのはとてもいいサービスだと思います。我が家でもお願いしたことがあり、母はとても喜んでいました。

条件や対象者:65歳以上の要介護認定3~5で寝たきり等で外出困難な場合
内容:加盟店の理美容師が自宅へ訪問してヘアカットを行う。年間3回まで。1回500円。

 

お役立ちサービス⑨見守り、話し相手派遣、おはよう訪問

特に一人で寝たきりの状態で一日中家にいると、何も考える必要もなくなり痴呆が進むと言われています。少しでも人とコミュニケーションが取れる環境を作るというのはとても大事なことです。

条件や対象者:65歳移乗の一人暮らしまたは高齢者の世帯、認知症高齢者を介護している家族
内容:無償の登録ボランティアの方が見守りや声がけをする。家族が外出が必要な場合に家族に代わって見守りや話し相手を行う。無料。

 

 

長期間にわたる寝たきりの介護は、本人にとってもそうですが家族にとっても肉体的、精神的にとても負担がかかるものです。

取り上げたサービス以外にもありますので、こういった保険外のサービスもうまく使って、一人で抱えずに人の手を借りてサポートしていけるようにしていきましょうね。

 

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