ガンに対するお金の備えというとガン保険をイメージされると思います。ガン保険て必要なのでしょうか。
今回は無駄のないガン保険の選び方をお話します。

 

ガン保険はここをおさえる

各社でたくさん出されている保険。がん保険一つとってもさまざまなものがあって何がいいのか悪いのか判断するのはとても難しいですよね。

ガンの治療費はどのようにかかるのか、詳しくは➡ガンに対する一番の心配事 治療費対策として有効なことは?をご参照ください。

こちらの記事で取り上げている図の「実際の負担額」という部分に対しての備えはどのように保障を準備したらいいでしょうか。

 

ガンの保障を考えるときに大事なのは何に備えるか、です。
ここには8つのポイントがあります。

 

ガンの保障を考えるときの8つのポイント

1.手術費用

2.放射線治療の費用

3.抗がん剤治療の費用

4.ガン治療の入院に日数無制限で備える

5.通院の保障

6.働けなくなったときの保障(就労保障)

7.診断給付金

8.先進医療の保障

 

これらはそれぞれこんな風に保険で準備することができます。

現在のガン保険では①~③+⑦が主流です。

①~③は3大治療の手術、放射線治療、抗がん剤治療に備える内容です。
保障内容は1回10~20万円で回数無制限となっているのが多いです。

⑦はガンまたは上皮内新生物と診断された場合に診断給付金として一時金100~200万円が出るものです。

 

ここに④入院時の保障や⑤通院保障を、そして必要に応じて⑧先進医療をつけるというものが多いです。

④入院保障は通常の医療保険では日数が60日、長くても120日間というタイプがほとんどですが、日数無制限として作っておくとガンの治療時に長期入院があった場合にも保障されます。

一方⑤は退院後の継続的な治療をしていく際、長期にわたる通院を保障するものです。

 

ガン保険で全て備えないといけないわけではありません

上記の図をよく見てみると意外にも医療保険の特約でも十分対応できることがわかります。
ガンに備えるのに必ずしもガン保険という形でないといけないわけではないということです。

では医療保険とガン保険は何がどう違っているのでしょうか。

主に違うという部分は実はありません。

 

細かく見ると、

例えば入院給付金については、医療保険で10,000円、ガン保険で10,000円と加入していればガンになってしまったときには20,000円の保障を受けることができます。そして60日以降の入院の場合にはそれが10,000円になります。

そもそも入院時の保障として10,000円で充分とお考えの場合には、ガンの入院給付金10,000円という保障は2重になってしまいます。
このような場合は医療保険で入院給付金10,000円として入院無制限の特約をつけて対応されたほうがよいでしょう。

 

このようにするとガンにしっかり備えながら保険料をグッと安く抑えることができます。

 

ガン保険の加入期間は定期か終身かどちらがいいのでしょう

ガン保険は終身保険の場合が多いと思います。
ただガンの治療はどんどん開発され進歩していって変わってますので、その治療方法に応じて5年、10年といった期間で見直しをされたほうが良いです。

そう考えるとガン保険は若いうちは10年の定期保険で作るという選択肢も良い方法です。
終身保険にする場合は終身払いにすると保険料は安く抑えることができます。
年齢が上がって50代前後で、そろそろ65~70歳までの払込の内容に切り替えていきましょう。

 

ガン保険の注意点とは?

一般的にガン保険には90日間の免責期間があります。
保険に入っても初めの90日は保障がありません

これはガンという病気の発見がなかなか難しいため、不明確な状態での加入を極力減らすためです。
この90日の間にガンと診断されてしまった場合にはガン保険は無効となり、一時金、入院給付金なども受け取ることはできませんので加入のタイミング、健康診断など受診のタイミングには注意が必要ですね。

 

ガン保険には盲点がありました

上の図をよく見ていただくとわかりますがガン保険には治療時に大事な保障がないという盲点があります。

それは就労保障です。

働き盛りの時期にガンという病気になってしまったときに、思うように仕事ができないという場合もあるでしょう。
治療費が必要な中、収入が減少してしまうのは精神的にも辛い状況となってしまいます。

ここについては次回もう少し詳しくお伝えしていきます。

 

 

ガンの治療費の保障というとガン保険をイメージされがちですが、必ずしもガン保険でなくとも準備できることがわかります。また大事なものなのにガン保険ではカバーできないものもあることにも注意を向けてくださいね。

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