確定申告には青色と白色が種類がある・・耳にしたことがあるかもしれません。白色申告と青色申告についてその違いをご存知でしょうか。今回は白色申告と青色申告の違いを見てみましょう。

 

 

確定申告の申告書Aと申告書Bの違いとは?

確定申告の青色申告・白色申告の話の前に、申告用紙には大きく2種類あるのでそこから始めましょう。

所得の種類に応じて、下記のように申告書Aもしくは申告書Bのどちらかを自分の収入内容に応じて提出します。

 

〇申告書の種類

申告書A: 給与所得、一時所得、雑所得など

申告書B: 不動産所得、事業所得、山林所得 →白色申告or青色申告を選択

 

そのためたとえば、
給与所得を受けているサラリーマンの方で、副業についての申告をするときには、

→ 雑所得で申告する場合には確定申告書Aを使用します。

→ その収入を事業所得で申告する場合には確定申告書Bを使用します。

こんな風に同じ収入についても何所得として申告するかによって、使う申告書が違ってくるということもあります。

ではこれを踏まえて本題に入りましょう。

 

確定申告の種類、白色申告と青色申告

白色申告と青色申告それぞれこんな特徴があります。

 

〇白色申告の特徴

①対象者は青色申告の承認を受けていない人

②記帳については単式簿記でも可

③帳簿の7年間保管(原則紙ベース)

④確定申告書B、控除関係の書類、収支内訳書を提出

⑤原則損失の繰り越しはなし

 

〇青色申告の特徴

①対象者は不動産所得、事業所得、山林所得のいずれか税務署の承認を受けている人

②記帳については複式簿記。65万円の控除が受けられる

③控除が10万円でよい場合には、単式簿記による記帳でも可

④専従者給与を利用することで控除をさらに受けることができる

⑤帳簿の7年間保管(原則紙ベース)

⑥確定申告書B、控除関係の書類、青色申告決算書を提出

⑦損失の繰り越しが3年間できる

⑧少額のものなら一括で経費計上できる少額減価償却資産の特例を受けることができる

 

白色申告、青色申告のメリットデメリット

青色申告の最大のメリットはなんといっても②の65万円の控除が受けられる点です。

④にあるように「専従者給与の特例」という制度もあるので、それを利用すると控除をさらに受けることが可能になります。この制度は家族経営などをされてる場合にはとても有効な制度です。

 

少し前までは記帳義務がないということが白色申告の大きなメリットでしたが記帳と帳簿保管が白色申告でも義務化されたので、白色のメリットは少なくなっています。

控除枠も青色のほうが大きく、青色申告のほうが手間は掛かりますがメリットは高いように思います。

 

確定申告をする!青色申告を始めるには

青色申告を始めるには事前に青色申告承認申請書を提出する必要があります。
承認申請書は国税庁のHPでダウンロードすることができます。

 

〇申請書提出期限

・1月15日までに新たに事業を開始した場合・・その年の3月15日までに提出
・1月16日以降に新たに事業を開始した場合・・事業を開始した日から2か月以内に提出
※ただし、相続による事業継承の場合は変わりますので注意してください。

 

出典:国税庁HPより

 

併せてこの書類も提出しましょう。
青色専従者給与に関する届出書
個人事業の開業届

開業届は原則としては事業の開始から1か月以内に最寄りの税務署に提出することになっています。提出の場合には忘れずにするようにしましょう。

 

国税庁から青色申告に関する冊子が出ています。青色申告始めるときには是非一度目を通してみてくださいね。
はじめてみませんか?青色申告

 

 

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